陰陽師と契約を結んだ妖を特別に式神と呼ぶ。
契約は妖が己の身体の一部を陰陽師に渡す事によって成立し、渡した部位を共有する事で陰陽師にその力を与える。
妖の側が契約に反する行動をとった場合即座に契約は破棄され、その代償は契約した部位を全て失うという形で現れる。

契約は陰陽師側の破棄宣言もしくはどちらかの死亡を以て正式な満了とする。
ただし、契約期間中に陰陽師側が何らかの特記事項を設けた場合はそれに準拠すること。




登場人物設定


本編
狐、嫁入りを眺むる事 / 狐、敵前逃亡する事 / 狐、竜と相対する事 / 狐、貴人を罰する事 / 狐、鬼と相対する事 / 狐、黒狼を嘲する事 / 狐、骨肉を相食む事 / 狐、人に化身する事 / 狐、過去を省みる事 / 狐、戒告せらるる事 / 狐、主君と語らう事 / 狐、娘と邂逅せし事

番外
狐、前後不覚なる事 / 狐、柳の下にての事 / 狐、妖力の弱まる事 / 狐、主君を慰むる事 / 狐、謀略を巡らす事 / 狐、疑惑を晴らす事 / 狐、怒髪天を突く事 / 狐、柑子を生らす事 /

小話
狐、妬心を燃やす事