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シリフ霊殿
Schild von Leiden

俺が貴様で貴様が俺で
 あらすじ:タイトルから推して知るべし。





「いやー困ったなーどうしようかなー」
 とか言いつつ手鏡を覗き込みながら笑いが止まらない。
 鏡を見ればそこには珍しく眉間に皺の無い海馬が居て、可笑しくて笑うと鏡の中の海馬も更に相好を崩す。
 これが笑わずに居られるかってんだ。見れば見る程笑えてくる。
「貴様、真面目に困る気が無いな」
 そして海馬の中身はというと、あたしの身体で偉そうにふんぞり返っている。
 ちゃちい学校の椅子でよくそこまで偉そうな格好が出来るもんだ。
「ていうかあんた、腕組みは良いけどあたしの身体で足組むの止めなよ」
「俺の勝手だ」
「ぱんつ見えてますよ海馬さーん」
「……」
 海馬は無言で足を元に戻した。
 何か可愛いな。外見はあたしだけど。



続きは力尽きました
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