「不二」
「……」
「不二、ラーメンのびる」
「……」
「不二ってば」
「ん？ああごめん、何か言ったかい？」
「ラーメンのびるからさっさと食えっつってんだろ食品サンプルみたいな姿勢のまんま人のラーメン食う手元凝視してんじゃねーよ！」
　はー。はー。はー。これだけの長さをノンブレスはきつかった。
「ごめんね、綺麗な指だと思ってたらつい」
「黙れこの手フェチが」
「あ、のびても大丈夫だよ？七味とかタバスコとかラー油入れれば大体いけるから」
「激辛ラーメンの上に更に食べるラー油大盛り入りました！」
　わーい今ラーメン屋のおじさんの顔ひきつった！この店もう来れないね！
　そして音一つたてず飛沫一つ飛ばさず豪快にラーメン啜ってるよ！流石王子様！
「食べるラー油って普通のラー油より辛さ控えめで少し物足りないよね」
「うっさいわこちとら一番好きなカレーはカレーの王子様なんだよ！」
「……君のそんな所も大好きだよ、#奈々」
「お前今三点リーダの部分鼻で笑っただろおおお！！！」

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久し振りに不二を書いたら以下同文