紅茶の味が違う?
知らぬな。我の淹れたものにけちをつける気か。
……だから我は風邪の日用のメニューなど反対だったのだ。
面倒な事この上ない。
そもそもお嬢様が風邪をひくという事の重大さは分かって居るのであろうな?
我ら執事が皆真田のような体質という訳では無い。
……こら、笑うな。真面目な話ぞ。
風邪をひく時にはひくし、ひけば他の者にも移る。
明日あたり、真田以外の全員が風邪で倒れて居らぬという保証も無い。
分かったなら風邪が治るまで来るでないぞ。
ここで我より上手に茶を淹れられる者は居らぬのだ。
風邪が移って奉仕に支障が出ては困る。
……だっ、誰が早く治せなどと言った!勘違いするでない!
ツンデレ系:毛利元就